サバフェス の表彰式に参加しました。 サバフェスとは、サーバ高速化の大会です。 大会の様子や僕がやったことなどは、以下のエントリに書きましたのでよかったらご覧ください。
では表彰式の思い出を書いてきます。
IDCF に行く
表彰式の会場である IDCフロンティア本社 に到着して迎えてくれたのは とてもきれいなクリスマスのイルミネーションでした! 外だけではなく中にもツリーがあり、 クリスマス感 MAX で気分が和みました。嘘です。
表彰式前
到着して一番に目に飛び込んできたのが順位表。 いきなり発表か!? と思ったらチーム名が伏せてありました。
よく見ると右側に参考順位のスコアがずらずら。。 参考スコアとは、レギュレーション違反やサーバ再起動後に ベンチマークが通らなかったチームのスコアということでした。 不安にさせられました。
表彰式
1位から 4位 (4位は学生賞) まで表彰されました。
- 第1位 チーム アラキン (賞金 20万円)
- 第2位 チーム DOM (Intel NUC)
- 第3位 チーム ( (0) / (0)) ☆祝☆ (Nexus7)
- 第4位 チーム phoenixd (Raspberry Pi * 8くらい? <- たくさんもらってた)
なんと、あの顔文字が3位に!! 20万円獲得とはならなかったものの、予想以上でした。
景品は Nexus7 !! あと、これもどうぞ と Raspberry Pi も1個頂きました。 そんな簡単に Raspberry Pi ってもらえるんだっけ… 「あめちゃんあげるよ ・⌒ ヾ(*´ー`) ポイ」みたいな渡され方でした。 16GB, Wifi モデルでした。LTE が欲しかったなぁ…(笑)
表彰式後
まず、1位 〜 4位の方々から「本大会ではこういうことしました」プレゼンが行われました。 ちなみに僕が使った資料がこちら。細かな技術的なことはブログに書いたのでそちらを観て頂ければと思います。
1, 2 位の人と僕との差は、以下の2点でした。
- ヘッダーにAccept-Encoding: gzip を付与したかどうか
- サーバが綺麗かどうか
ヘッダーにAccept-Encoding: gzip を付与したかどうか
今回、ベンチマーククライアントのデフォのヘッダーは Accept-Encoding: gzip がありませんでした。
僕はそこで諦めたのですが、上位の方 2 名は前段のプロキシサーバでヘッダーを無理やり付与することで、 圧縮したレスポンスを返し、トラフィックを抑えていたとのことでした。
この発想は自分には無かったので単純に勉強になりました。 ちなみに、2名ともDSR 構成にしていなかったとのことでしたので、gzip 付与してDSR構成にしたら、より高いスコアが出ていたと思われます。 DSR構成にはしてたのに、、、アイディア不足の自分を呪うしか無い。
サーバが綺麗かどうか
IDCF の方からの一言コメントの時に、毎回言及されていたのが、 「サーバ構築の綺麗さ」でした。意図はわかりません。ぐちゃぐちゃサーバ構築しても綺麗に構築しても、構成が同じであれば スコアには影響がないんですが、表彰の時、以下のような状況でかなりヘコみました。
- 4位へのコメント:
「綺麗でした。」 - ( (0) / (0)) ☆祝☆:
「いや~いろいろ頑張ったって感じのサーバでしたね(笑)」 - 1位、2位へのコメント:
「綺麗に構築されていてました!スコアもすごい!」
おそらく汚かった理由は、設定ファイルのバックアップとか、ミドルウェアが複数バージョンインストールされていたのが理由でしょう。 1位のアラキンさんは、ansible を用いて鮮やかに構築していらっしゃったようです。 綺麗でスコアも出ててすごい。 これからは僕も Chef とか ansible とかを使って綺麗に構築しようと思います。反省しました。
その後、参考順位の上位である @ijin さんのお話をさせて頂きまして、流れで Varnish とか Nginx の設定ファイルを見せて頂きました。 サーバ構成も簡単に説明して頂きました。レベルの違いをひしひしと感じました。
まとめ
いろいろな方と話す中で、今回はレギュレーションの防壁によって守られた 3位だったということを悟り、 まだまだ修行せねばと思いました。貴重なお話を聞かせて頂きまして、ありがとうございました。
サバフェスは、想像以上に得るものが多かったイベントでした。 (第二回も今から楽しみです。)
IDCF の方々のみなさま、ありがとうございました。 参加者のみなさま、おつかれさまでしたー。